大崎市議会 > 2016-09-13 >
09月13日-01号

  • "後期高齢者医療特別会計補正予算   │議案"(/)
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  1. 大崎市議会 2016-09-13
    09月13日-01号


    取得元: 大崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    平成28年 第3回定例会(9月)          平成28年第3回大崎市議会定例会会議録(第1号)1 会議日時      平成28年9月13日      午後1時00分開会~午後3時34分散会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名 第2 会期の決定 第3 市長行政報告   +報告第12号 専決処分の報告について   |報告第13号 専決処分の報告について 第4|報告第14号 専決処分の報告について   |報告第15号 平成27年度大崎市病院事業会計継続費精算報告書   |報告第16号 平成27年度大崎市健全化判断比率   +報告第17号 平成27年度大崎市公営企業の資金不足比率    (報告) 第5 第2次大崎市総合計画等特別委員会の設置 第6 諮問第4号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決) 第7 諮問第5号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決) 第8 諮問第6号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決) 第9 議案第92号 工事請負契約の締結について    (説明、質疑、討論、表決)    +議案第85号 平成28年度大崎市一般会計補正予算    |議案第86号 平成28年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算    |議案第87号 平成28年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算    |議案第88号 平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算    |議案第89号 大崎市議会議員及び大崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例及び大崎市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例    |議案第90号 大崎市児童福祉審議会条例の一部を改正する条例    |議案第91号 大崎市農業集落排水事業条例及び大崎市農業集落排水事業分担金条例の一部を改正する条例    |議案第93号 財産の取得について 第10|議案第94号 財産の取得について    |議案第95号 財産の取得について    |議案第96号 財産の取得について    |議案第97号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会共同設置規約の変更について    |議案第98号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会共同設置規約の変更について    |議案第99号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について    |議案第100号 宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について    |議案第101号 宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合規約の変更について    +議案第102号 吉田川流域溜池大和町外2市4ケ町村組合規約の変更について     (説明)    +議案第103号 平成27年度大崎市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について 第11|議案第104号 平成27年度大崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について    |議案第105号 平成27年度大崎市水道事業会計決算認定について    +議案第106号 平成27年度大崎市病院事業会計決算認定について     (説明、質疑、決算特別委員会付託) 第12 請願第2号 大崎市地酒で乾杯を推進する条例制定に関する請願書     (所管常任委員会付託)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長行政報告     +報告第12号 専決処分の報告について     |報告第13号 専決処分の報告について 日程第4|報告第14号 専決処分の報告について     |報告第15号 平成27年度大崎市病院事業会計継続費精算報告書     |報告第16号 平成27年度大崎市健全化判断比率     +報告第17号 平成27年度大崎市公営企業の資金不足比率      (報告) 日程第5 第2次大崎市総合計画等特別委員会の設置 日程第6 諮問第4号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決) 日程第7 諮問第5号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決) 日程第8 諮問第6号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決) 日程第9 議案第92号 工事請負契約の締結について      (説明、質疑、討論、表決)      +議案第85号 平成28年度大崎市一般会計補正予算      |議案第86号 平成28年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算      |議案第87号 平成28年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算      |議案第88号 平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算      |議案第89号 大崎市議会議員及び大崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例及び大崎市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例      |議案第90号 大崎市児童福祉審議会条例の一部を改正する条例      |議案第91号 大崎市農業集落排水事業条例及び大崎市農業集落排水事業分担金条例の一部を改正する条例      |議案第93号 財産の取得について 日程第10|議案第94号 財産の取得について      |議案第95号 財産の取得について      |議案第96号 財産の取得について      |議案第97号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会共同設置規約の変更について      |議案第98号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会共同設置規約の変更について      |議案第99号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について      |議案第100号 宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について      |議案第101号 宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合規約の変更について      +議案第102号 吉田川流域溜池大和町外2市4ケ町村組合規約の変更について       (説明)      +議案第103号 平成27年度大崎市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について 日程第11|議案第104号 平成27年度大崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について      |議案第105号 平成27年度大崎市水道事業会計決算認定について      +議案第106号 平成27年度大崎市病院事業会計決算認定について       (説明、質疑、決算特別委員会付託) 日程第12 請願第2号 大崎市地酒で乾杯を推進する条例制定に関する請願書       (所管常任委員会付託)4 出席議員(28名)    1番  佐藤仁一郎君        2番  佐藤仁一君    3番  八木吉夫君         4番  氷室勝好君    5番  佐藤弘樹君         6番  中鉢和三郎君    7番  相澤久義君         8番  鎌内つぎ子君    9番  木村和彦君        10番  加藤善市君   11番  横山悦子君        12番  関 武徳君   13番  遊佐辰雄君        14番  只野直悦君   15番  相澤孝弘君        16番  富田文志君   17番  山田和明君        18番  後藤錦信君   21番  木内知子君        22番  豊嶋正人君   23番  青沼智雄君        24番  佐藤和好君   25番  大友文司君        26番  佐藤 勝君   27番  大山 巖君        28番  佐藤清隆君   29番  小沢和悦君        30番  門間 忠君5 欠席議員(2名)   19番  氏家善男君        20番  山村康治君6 説明員   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者 阿部健雄君   病院事業副管理者          総務部長    伊藤 晋君           横山忠一君   総務部理事(財政担当)兼      総務部政策推進監兼   財政課長事務取扱          秘書広報課長事務取扱           佐々木雅一君            後藤 壽君   市民協働推進部長兼震災復興局長   民生部長兼社会福祉事務所長           金森正彦君             鹿野順子君   産業経済部長  松ケ根典雄君    建設部長    加藤栄典君   水道部長    中川 博君     病院経営管理部長                             千葉博昭君   会計管理者兼会計課長        松山総合支所長 山口研二君   事務取扱    鎌田孝博君   三本木総合支所長          鹿島台総合支所長           大田良一君             林 啓一君   岩出山総合支所長          田尻総合支所長 千葉嘉一君           道塚信市君   総務部総務課長 遠藤睦夫君     市民協働推進部政策課長兼                     震災復興推進室長兼                     元気戦略推進室長兼                     10周年事業推進室長                             赤間幸人君   建設部建築住宅課長         鳴子総合支所副総合支所長           飯田幸弘君     兼地域振興課長 高橋幸利君   総務部財政課副参事(契約管財担当)   兼公共施設等総合管理室長           岡田信一君  教育委員会   教育長     青沼拓夫君     教育部長    門脇喜典君   教育部教育総務課長兼   学校教育環境整備推進室長           佐藤俊夫君  監査委員   監査委員    遠藤猛雄君     監査委員    中本奈美君   参事兼事務局長事務取扱           佐々木強悦君7 議会事務局出席職員   事務局長    中村広志君     次長      山口俊弘君   係長      芦部仁英君     主査      加藤浩司君               午後1時00分 開会 ○議長(門間忠君) 出席議員定足数に達しておりますので、平成28年第3回大崎市議会定例会は成立いたしました。 よって、開会いたします。---------------------------------------               午後1時00分 開議 ○議長(門間忠君) これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第1号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(門間忠君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。21番木内知子議員、22番豊嶋正人議員のお二人にお願いいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(門間忠君) 御報告いたします。 20番山村康治議員、19番氏家善男議員から、本日、欠席する旨の届け出がありました。 御報告いたします。 大崎市議会会議規則第166条第1項ただし書きの規定により、お手元に配付のとおり、議会報告会に議員を派遣いたしました。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。---------------------------------------               議場出席者名簿                               平成28年9月13日   市長      伊藤康志君     副市長     高橋英文君   副市長     小田原雄一君    病院事業管理者 阿部健雄君   病院事業副管理者          総務部長    伊藤 晋君           横山忠一君   総務部理事(財政担当)兼      総務部政策推進監兼   財政課長事務取扱          秘書広報課長事務取扱           佐々木雅一君            後藤 壽君   市民協働推進部長兼震災復興局長   民生部長兼社会福祉事務所長           金森正彦君             鹿野順子君   産業経済部長  松ケ根典雄君    建設部長    加藤栄典君   水道部長    中川 博君     病院経営管理部長                             千葉博昭君   会計管理者兼会計課長        松山総合支所長 山口研二君   事務取扱    鎌田孝博君   三本木総合支所長          鹿島台総合支所長           大田良一君             林 啓一君   岩出山総合支所長          田尻総合支所長 千葉嘉一君           道塚信市君   総務部総務課長 遠藤睦夫君     市民協働推進部政策課長兼                     震災復興推進室長兼                     元気戦略推進室長兼                     10周年事業推進室長                             赤間幸人君   建設部建築住宅課長         鳴子総合支所副総合支所長           飯田幸弘君     兼地域振興課長 高橋幸利君   総務部財政課副参事(契約管財担当)   兼公共施設等総合管理室長           岡田信一君  教育委員会   教育長     青沼拓夫君     教育部長    門脇喜典君   教育部教育総務課長兼   学校教育環境整備推進室長           佐藤俊夫君  監査委員   監査委員    遠藤猛雄君     監査委員    中本奈美君   参事兼事務局長事務取扱           佐々木強悦君--------------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(門間忠君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は本日から10月7日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から10月7日までの25日間と決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第3 市長行政報告 ○議長(門間忠君) 日程第3、市長行政報告。 本件に関し、市長の報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 本日、ここに平成28年第3回大崎市議会定例会が開催されるに当たり、当面の諸問題及び行政の一端を申し述べ、議員並びに市民皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 7月10日に投開票されました第24回参議院議員通常選挙では、選挙権が20歳以上から高校生を含む18歳以上に引き下げられた初めての国政選挙となりました。18歳と19歳の投票率は、全国的には46.78%、宮城県では45.65%、本市では42.86%という結果になっております。 また、宮城選挙区では定数が2議席から1議席へ改選されたところでもございます。 8月3日には、第3次安倍再改造内閣が発足いたしました。 会見で安倍総理は、最優先課題は経済と訴え、未来をしっかり見据え、この道を前に進んでいくと表明されました。そのため、未来への投資を大胆に行う補正予算が秋の臨時国会に提出される見込みとなり、成長戦略を加速するものと期待しております。 また、一億総活躍社会の実現へ向け、働き方改革の実行計画により、長時間労働の是正など、就労改革にも取り組むことが示されております。 第31回夏季オリンピックが、南米のブラジル・リオデジャネイロにおいて8月5日から8月21日までの17日間、熱戦が繰り広げられました。日本は史上最多の41個のメダル数となり、2020年に開催する東京オリンピック・パラリンピックへ向け、輝かしい功績で終了いたしました。 残念ながらメダルには手が届きませんでしたが、古川学園高等学校出身の佐藤あり紗選手、田代佳奈美選手が出場した女子バレーボールを初め、数々の感動的な場面がありました。 また、史上初となるメダルを獲得した日本選手の活躍は、国民に感動と勇気を与えていただき、中でも陸上男子400メートルリレーでは、4人の絶妙なバトンパスにより、見事銀メダルを獲得しました。個々の力を結集し、連係プレーにより最大限の力を発揮されたことに学び、地方自治に携わる我々にとりましても、各分野での連携を一層深め、最大限の効果を発揮できるよう努めてまいります。 なお、現在開催されておりますリオパラリンピックにおきましても、日本人選手皆様の活躍を御期待申し上げるものでございます。 8月30日、東北農政局が平成28年産水稲の作況概況を発表し、宮城県北部の作柄は平年並みと見込まれております。 ことしの記録的な猛暑から一転、秋の訪れを感じさせる涼しさや梅雨に戻ったような曇りや雨の日が続き、台風7号、9号、そして台風10号は気象庁観測史上初の東北地方へ直接上陸し、さらには先週8日から9日未明にかけて、台風13号から変わった温帯低気圧と前線の影響で、県内全域で記録的な大雨となるなど、これから実りのシーズンを迎え、農作物の収穫や浸水被害が心配されたところでありますが、幸いにして甚大な被害には及ばず、安堵いたしているところであります。 しかしながら、岩手県や北海道では、人的被害や甚大な浸水被害に見舞われております。心からお悔やみとお見舞いを申し上げるものでございます。 それでは、以下、第2回大崎市議会定例会以降の行政報告を申し述べます。 台風対策について申し上げます。 8月中旬から本市を立て続けに襲った台風対策につきましては、風雨が激しくなる時刻を予測し、早期に特別警戒本部を設置いたしました。同時に、デジタル防災行政無線や緊急エリアメール、さらには市のウエブサイトを活用し、市内全域へ避難準備情報を呼びかけ、古川地域に3カ所、各地域ごとに1カ所、計9カ所に早目の避難所開設を行ったところであります。 幸いにも甚大な被害がなかったものの、突風の発生により、宮城県農業試験場やJR鹿島台駅、パイプハウスなどが一部破損、さらには家屋の屋根などに被害が発生いたしました。 また、本市の施設におきましては、各地域の林道に洗掘や側溝の閉塞などの被害を受けております。 今後も本格的な台風シーズンを迎えることから、国、県、関係機関との連携はもちろんのこと、消防団や自主防災組織との協力体制を保ちながら、市民皆様の安全を第一に努めてまいります。 9・11関東・東北豪雨災害の復旧状況について申し上げます。 まず、道路橋りょう施設災害復旧事業の進捗につきましては、単独災害復旧事業342カ所の復旧を終えており、残り16カ所については10月末までに完了する予定となっております。 また、補助災害復旧事業につきましては、11カ所のうち、未契約でありました河原湯橋災害復旧工事の契約を7月に締結し、これで復旧箇所全ての契約が完了いたしました。今後は、年度内完成を目指して復旧工事を進めてまいります。 次に、県管理河川の災害復旧事業について申し上げます。 最も被害の大きかった渋井川については、6月より本復旧に向け、現在、川表側のコンクリートブロックに着手し、年度内の工事完了を目標に工事を進めております。 また、一連の区間において脆弱な堤防を補強する災害復旧事業と、あわせて改良復旧事業も進めております。 名蓋川につきましては、仮堤防の工事が完了し、8月より本復旧に向け工事に着手しており、年度内の工事完了を目標に進めております。 渋川につきましては、8月より本復旧に向け工事に着手し、同様に年度内の完了を目標にしております。 その他の被災した河川についても、一刻も早い復旧事業の完成を要望してまいります。 堤防点検の結果につきましては、既に渋井川、名蓋川、渋川で住民説明会を実施しており、残る河川についても早急に実施するよう引き続き要望してまいります。 鳴瀬川総合開発事業について申し上げます。 本年度は、ダム設計、地質調査、環境調査などの進捗を図ることにしており、事業費は約13億円となっております。 今後、整備予定であります筒砂子ダム規模拡大と漆沢ダム容量再編の2つのダムで洪水調整を想定した場合、三本木地点で洪水の最高水位を約70センチ下げる効果があると考えられております。 これまで筒砂子ダムの建設段階への移行につきましては、宮城県や鳴瀬川総合開発促進期成同盟会と連携を図りながら要望を実施し、平成29年度の概算要求で新規事業の要求がなされたところであります。 災害に強い地域づくり、安全で安心な暮らしのため、ダム建設が早期に、かつ確実に推進されますよう、今後も引き続き強力に要望してまいります。 平成28年熊本地震被災地への支援について申し上げます。 全国市長会を通じた被災自治体からの要請に応じ、5月12日から5月25日までの14日間、住宅被害状況調査業務学校施設災害復旧業務罹災証明書発行関連業務、被災者の健康管理業務などの支援として、建築士、税務職員及び保健師など、延べ16名の職員を派遣したところであります。 その後、派遣先となった熊本県益城町より、学校施設災害復旧業務罹災証明書発行関連業務及び公費解体業務について、継続した支援の要請がありましたことから、6月8日から7月31日までの54日間、延べ16名の職員を派遣し、加美町、色麻町及び大崎地域広域行政事務組合からも、あわせて7名の職員が本市と合同で被災地の支援業務を行ってまいりました。 現在、熊本県内の被災地では、熊本県などから中長期での職員派遣を受けて復旧業務に当たられていることから、本市からの支援については、これをもって一旦は終了と考えております。 大崎市誕生10周年記念事業について申し上げます。 7月31日、田尻総合体育館におきまして「NHKのど自慢」を開催し、8月18日には古川総合体育館におきまして「大相撲大崎場所」を開催いたしました。多くの皆様に参加いただき、盛会裏に終えることができました。 また、御当地ナンバープレートの導入につきましても選定が終了し、来年1月の交付に向け、準備を進めております。 市の花、市の木、市の鳥の制定につきましては、本年3月15日から5月2日まで募集を行い、応募総数557点がありました。選定につきましては、大崎市の市の花、市の木、市の鳥候補選定委員会を設置し、大崎市のシンボルになるもの、市内外に強くアピールできるもの、市民に親しまれるものなどの観点から協議を進め、市の花は「ひまわり」、市の木は「桜」、市の鳥は「マガン」となり、11月3日に開催する大崎市誕生10周年記念式典において、正式に制定することとなります。 また、市民歌につきましても、市の花などの募集期間と同期間とし、応募総数124作品が寄せられました。選定につきましては、大崎市民歌選定委員会を設立し、最優秀賞1点を決定いたしました。作曲につきましては、おおさき宝大使でもありますさとう宗幸氏にお願いをしており、大崎市誕生10周年記念式典におきまして、皆様にお披露目いたします。市民皆様で大崎市民歌を大切に歌い継ぎ、長く愛される歌となりますよう普及に努めてまいります。 さらには、今後予定されております「開運なんでも鑑定団」など、市民皆様と祝意を共有し、ともに進めてまいります。 マイナンバー制度への対応について申し上げます。 個人番号カードの交付につきましては、本年1月から実施しているところですが、交付申請の件数は8月末現在で1万2,409件となっており、そのうち交付枚数は7,578枚、交付率は61.07%となっております。申請された皆様に対しまして一日も早く交付できますよう、引き続き努めてまいります。 また、各種電算システムのマイナンバーへの対応につきましては、本年度中に改修を完了させるべく事業を進めているところですが、これと並行して県内市町村間の情報連携テストが実施される予定となっておりますので、来年7月の本格運用に向けて、関係機関との調整を図りながら万全を期して臨んでまいります。 指定廃棄物などの最終処分について申し上げます。 放射性物質に汚染された農林業系廃棄物の正確な量や濃度を調査するため、環境省及び宮城県では6月から調査を行っておりましたが、本市におきましては8月23日に調査を終えております。この結果を踏まえ、指定申請基準の8,000ベクレルを下回る廃棄物については、県が主体的となって処理方針を決定する予定となっております。 また、8月10日には環境省の担当チームが本市に入り、未指定の稲わらや牧草など、汚染廃棄物の保管状況や地権者の意見、集積時の状況などを確認したところであります。引き続き、国の責任のもとで対応していただくよう、県内各自治体が一丸となって強く申し入れてまいります。 臨時福祉給付金について申し上げます。 賃金引き上げの恩恵が受けにくいとされる65歳以上で低所得の高齢者を対象に、1人につき3万円を支給する高齢者向け給付金につきましては、7月20日まで申請書を受け付け、8月末までに1万4,841人に総額4億4,523万円を支給しております。 また、平成26年4月に実施された消費税率引き上げによる影響を緩和するため、低所得者を対象に、1人につき3,000円を支給する平成28年度臨時福祉給付金及び高齢者向け給付金に該当しない障害・遺族基礎年金受給者を対象に、1人につき3万円を支給する障害・遺族基礎年金受給者向け給付金につきましては、9月7日付で受給対象の方、2万8,995人に申請書を送付いたしました。受け付け期間は9月15日から12月28日までとなっておりますが、審査を終えた方から順次、早期の支給に努めてまいります。 子育て支援について申し上げます。 4月に開設しました松山地域の幼保一元化施設あおぞら園につきましては、現在、園庭などの整備工事を年内に完了する予定となっております。その間、隣接する小学校や旧保育所の園庭を利用し、安全管理を徹底しながら、園児の保育、教育に支障のないよう運営してまいります。 10月から新たな事業として取り組む出産育児ヘルプ養育支援事業につきましては、市内5社の介護サービス事業者と契約が完了し、市内全域をカバーできる体制が整いました。これにより、安心して子供を産み育てられる環境を整え、児童虐待のリスクを低減させることにつながるものと期待し、今後はより一層庁内で連携を図りながら、対象となる方に対し必要なサービスを提供してまいります。 B型肝炎ワクチンの定期接種の開始について申し上げます。 本年10月1日から定期接種の対象疾病にB型肝炎が追加され、新たに事業を実施いたします。ワクチンを接種することで、B型肝炎ウイルスヘの抵抗力をつけ、一過性の肝炎を予防するだけでなく、持続感染を予防することができます。 年度途中からの新しい予防接種の開始となりますことから、対象者に対する周知の徹底を図り、感染予防に努めてまいります。 ササ系新ブランド米、ささ結の販売促進について申し上げます。 収穫時期を迎え、デビュー2年目となるささ結につきましては、8月に東京ビックサイトで開催されたアグリフードEXPO東京2016において、積極的にPRを行ってまいりました。 また、同会場ではすし職人の世界大会、ワールドすしカップジャパン2016も開催され、シャリ用の米として、本市のささ結が昨年に引き続きことしも採用されたところであります。 10月からの新米販売に向け、市内3農協や宮城県、すし組合、姉妹都市などとも連携しながら、和食に最適な米として国内外へのPRや販売促進に取り組んでまいります。 商業振興について申し上げます。 魅力ある店舗づくりを支援することによって、にぎわいの創出と活性化を図ることを目的として、商店街店舗リニューアル支援事業及び創業・開業支援空き店舗対策事業を実施しております。 また、商店街活性化推進事業において、合併10周年を盛り上げるイベント助成事業やコミュニティー型空き店舗活用事業により、鳴子温泉地域、鹿島台地域に本年新たな店舗がオープンいたしました。 今後も関係機関、団体と連携しながら、魅力ある店舗づくりによる商店街のにぎわい創出に取り組んでまいります。 企業誘致について申し上げます。 8月3日に東京において宮城県企業立地セミナーが開催され、175社289人の企業の皆様へ、本市の立地環境や生活環境などの優位性をPRしてまいりました。 さらに、11月には名古屋セミナーも予定されており、これらの機会を活用しながら、積極的な企業誘致活動に取り組んでまいります。 また、北原工業団地のアクセス道路の整備につきましては、10月の完成に向けて既存市道までの道路新設工事を行っており、完成後、国道47号までの市道改良工事を行ってまいります。 おおさき宝大使について申し上げます。 おおさき宝大使は、本市の豊かな歴史、文化や産業、観光資源などを広く宣伝するため、本市の出身者や、本市にゆかりがあり、教育、芸術、文化、スポーツ、産業経済などの分野で活躍している方に委嘱しております。ことしで第4期目を迎え、総勢52名の皆様に御委嘱を申し上げました。これまで以上に本市の魅力を全国に発信していただけるものと確信しております。 世界農業遺産について申し上げます。 世界農業遺産の認定に向けて、本市のほか大崎地域の4町、宮城県及び関係団体で構成する大崎地域世界農業遺産推進協議会が中心となり、大崎地域の農業システムを整理し、申請内容を再構築してまいりました。9月1日に開催されました大崎地域世界農業遺産推進協議会において、平成28年度の世界農業遺産への認定申請に係る申請書の提出について承認されたところでございます。 9月26日に農林水産省へ申請書を提出する予定でございますが、全国から十数件の申請が予定されているとの情報もあり、今後の現地調査や二次審査に向けて、関係機関、団体などと一体となって引き続き勉強会の開催や、市民への広報啓発を推進しながら、地域全体での機運の醸成を図ってまいります。 再生可能エネルギーの取り組み状況について申し上げます。 市内における太陽光や小水力、地熱、バイオマスなどのグリーンエネルギーの活用や生物多様性の維持、持続可能な社会形成に向けた環境保全に関する取り組みを広く地域住民に周知することを目的として、9月22日に大崎市民会館を会場にグリーンエネルギーフォーラム・大崎2016を開催いたします。このフォーラムの開催により、恵まれたエネルギー資源や自然環境を多くの方々に再認識していただき、次代への継承する機会にしてまいりたいと思っております。 おおさき産業フェアについて申し上げます。 大崎地域でつくられた製品、技術を広く市内外へ紹介し、産業の活性化を図ることを目的に、10月14日、15日の両日、「地域発信~メイド・イン・おおさき~」をメーンテーマとして、おおさき産業フェア2016を開催いたします。 今回の展示では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携したロケットの模型やエンジン部品などの展示、宇宙航空研究開発機構角田宇宙センター所長の吉田誠氏から宇宙航空産業への進出を視野に入れた講演をいただく予定となっております。 この取り組みを通じ、ものづくりのまち大崎をPRし、さらなる企業間連携や産学官金連携による新たな産業育成につなげてまいります。 シティープロモーション事業について申し上げます。 大崎市誕生10周年を迎え、本市のイメージと知名度の向上を目指し、本市のイメージキャラクター、パタ崎さんがゆるキャラグランプリ2016に参加するため、7月22日に出陣式を盛大に行いました。投票期間は10月24日までとなっており、上位100位以内が出場できる決選投票へつながるようPR活動を行っております。 また、ゆるキャラ、パタ崎さんを通して、全国の皆様へ大崎市の特産品や自然、温泉などのよさを伝え、地域イメージの向上による販売促進、さらには交流人口の拡大など、経済効果を高められるようシティープロモーション活動を展開してまいります。 道路事業について申し上げます。 道路新設改良事業の進捗状況につきましては、昨年度より繰り越しました新幹線東1号線など、工事6路線のうち現在4路線が完了し、残り2路線についても、年度内の完成に向け、現在事業を進めております。 また、今年度工事13路線につきましても、契約済みが4件で、他の路線についても入札の準備を進めております。 主な路線の進捗状況について申し上げます。 市道宮沢高清水線は、長者原スマートインターチェンジ利用者の一層の利便性向上を図るため、概略設計を7月に契約いたしました。今後は地元説明会を開催し、道路計画を策定してまいります。 また、市道多高田線につきましては、主要地方道仙台三本木線より市道南町西沢線までの区間約520メートルの舗装工事を完了しております。今後は、パークゴルフ場の使用開始までに全線の供用が図られるよう、引き続き整備を進めてまいります。 古南1号線につきましては、昨年、宮城県と施行協定を締結し、7月に地元説明会を開催し、工事に着手しております。今後は大江川整備事業と一体的な整備を進めてまいります。 李埣新田線につきましては、来年度からの工事着手に向け、用地買収、物件移転補償を進めており、繰り越しした3件のうち2件の契約も完了し、今年度取得分についてもおおむね了解を得ており、引き続き契約に向け交渉を進めてまいります。 道路の修繕対策につきましては、6割の舗装補修工事を発注し、残る路線においても年度内完成を目指し進めており、橋梁修繕工事、実施設計、橋梁点検につきましても入札の準備を進めているところであります。 鹿島台駅周辺地区整備事業について申し上げます。 鹿島台駅舎、東西自由通路が、昨年11月、鹿島台駅東東西線の80メートル区間につきましては6月14日に供用を開始しております。 また、駅東口広場は5月に供用を開始し、西口広場につきましても9月末の完成を見込んでおります。 なお、10月23日には鹿島台駅新駅舎グランドオープンセレモニー実行委員会が主催する式典も計画されております。 三本木パークゴルフ場について申し上げます。 パークゴルフ場の測量及び基本、実施設計につきましては、7月に契約を締結し、現在業務を進めております。 なお、設計に当たりましては、地元関係者及び競技団体皆様の御意見を取り入れるため、懇談会を開催しているところであります。 中心市街地復興まちづくりについて申し上げます。 市役所周辺地区につきましては、街並み整備と道路整備を目的とした敷地整序型土地区画整理事業の事業認可取得に向けた事業計画と、権利者の皆様と調整、合意を図りながら、市道会所小路線、浦町通線の用地取得も進めております。 また、緒絶川周辺地区につきましては、宮城県において進めております古川三日町地内の都市計画道路並柳福浦線の改築事業と連携を図り、川沿いの歴史資源を生かし、景観を重視した施設整備を進めてまいります。 千手寺町周辺地区につきましては、引き続き旧市民病院の解体工事を進め、跡地に計画しております(仮称)道の駅おおさきを含めた広域防災活動拠点の施設計画や設計を進めてまいります。 また、大崎地域広域行政事務組合で進めております大崎広域消防本部・古川消防署建設事業につきましては、予定年次の完成を目指し、支援をしてまいります。 新図書館周辺地区につきましては、JR古川駅からの新図書館への回遊性を高めるため、市道東浦留沼線の用地取得を進め、周辺住民の皆様の御理解と御協力を得ながら整備を進めてまいります。 また、市道東浦李埣線並びに市道新図書館南線につきましては、道路整備に着手し、図書館等複合施設建設と一体的に進めてまいります。 七日町の再開発事業につきましては、さまざまな世代の交流、ふれあいや快適な暮らしの実現に向け、権利者皆様による七日町西地区再開発推進協議会が6月2日に設立され、勉強会や懇談会により開発準備組合設立に向けた合意形成を図っております。 今後も引き続き事業推進に向けて支援を行い、中心市街地のにぎわい拠点の形成を図ってまいります。 大崎市立地適正化計画について申し上げます。 立地適正化計画は、外部組織として大崎市立地適正化計画推進協議会を設置し、これまで3回の協議会を開催しているところであります。 また、他の計画と調整を図る必要があることから、市の横断的組織を庁内に設置いたしました。 さらに、地域の皆様と話し合いを重ね、大崎市の未来に向けた土地利用や公共交通ネットワークの構築を目指し、より暮らしやすいまちづくりのための計画策定を進めてまいります。 耐震改修促進事業について申し上げます。 大崎市耐震改修促進計画に基づき、旧耐震基準で建築された木造住宅について、地震による被害を最小限に抑えられるよう、国・県の補助を受けながら、住宅の耐震化促進を行っております。受け付け件数につきましては、8月末時点で耐震診断が33件、耐震改修工事が7件となっております。 また、ブロック塀などの倒壊による事故を未然に防止し、通行人への安全を確保するため、危険なブロック塀などの除却支援を行っており、これまでの受け付け件数は8月末で3件となっており、今後も継続して実施してまいります。 なお、このたびの熊本地震を初めとして各地で頻繁に地震が発生していることを踏まえ、一層の耐震化促進への普及啓発のため、全世帯へチラシを配付し、新聞広告も実施しております。 住宅整備事業について申し上げます。 上鳴子住宅につきましては、現在、建設予定地にある旧鳴子中学校校舎の解体工事に着手しており、完了後は速やかに造成工事に着手いたします。 また、鹿島台鈴掛住宅につきましては、昨年度からの繰り越し工事になりました駐車場の整備工事と今年度予定しております構内道路の整備工事を調整し、今後、速やかな発注に努めてまいります。 災害公営住宅について申し上げます。 災害公営住宅は170戸を整備し、8月末現在の入居状況は全体で148戸、入居率は87%となっております。 なお、9月末日をもちまして災害公営住宅としての募集を停止し、一般市民を対象とした入居募集を進めてまいります。 下水道事業について申し上げます。 公共下水道事業につきましては、古川師山浄化センター水処理、汚泥処理施設と鳴子浄化センター汚泥処理施設の整備について、年度内の完了を目指し進めてまいります。 農業集落排水事業につきましては、機能強化を図るため、古川地域の西古川地区と飯川地区において、管路施設及び処理施設機器の機能強化を進めております。 市町村型の浄化槽整備事業につきましては、今年度270基の設置を予定しており、8月末現在では153件の申請があり、順調に浄化槽設置による汚水処理を進めているところでございます。 雨水対策事業について申し上げます。 雨水対策事業につきましては、古川地域の楡木雨水排水ポンプ場増設とともに、七日町、浦町地区は県の都市計画道路並柳福浦線改良事業と事業調整を図りながら、雨水管路整備の準備を進めてまいります。 鹿島台地域につきましては、巳待田調整池の整備と新設調整池の用地取得を進めており、松山地域についても、引き続き西裏雨水幹線管渠の整備を進めてまいります。 さらに、三本木地域につきましては、新町第1ポンプ場建設を含めた内水排除の対策について検討を進めてまいります。 排水路整備事業につきましては、雨水排水の円滑な処理と衛生的な環境整備を図るため、全地域において一体性事業として計画的な整備を進めております。 また、浸水被害を軽減させるために、昨年度より実施しております古川江の排水路整備を延伸するほか、新たに6路線の整備を年度内完了に向け進めてまいります。 小中学校の施設整備について申し上げます。 古川第一小学校水泳プール改築工事につきましては、来年1月下旬の完成を目指し、現在、基礎工事を行っておりますが、掘削中の土壌に基準値を超えるヒ素が含有していることが判明しましたことから、関係機関と協議を行いながら、適切に対処してまいります。 三本木小学校校舎大規模改造工事につきましては、現在、屋上防水などの工事を行っており、来年2月下旬の完成を目指し、順調に工事が進んでおります。 田尻中学校水泳プール耐震化改修工事につきましては、契約が完了しましたことから、早速工事に着手し、来年2月下旬の完成を目指してまいります。 また、古川第一小学校屋内運動場大規模改造工事につきましては、工事請負契約の締結議案を今定例会に提案させていただくこととしております。 今後とも児童生徒が充実した学校生活を送れるよう、安全・安心な教育環境の整備に努めてまいります。 学校教育について申し上げます。 いじめや不登校対策につきましては、昨年度より中学1年生を対象に、学級集団状況と生徒一人一人のかかわりを分析する調査を実施し、いじめや不登校の防止に取り組んでおります。 また、学び支援コーディネーター等配置事業につきましては、夏休み中の児童生徒の自学自習を支援する学び支援センターを中学校などを会場に12カ所で開設いたしました。相談員、支援員、学生ボランティアによる学習支援により、支援センター利用児童生徒数は600名になりました。 スポーツの各種大会出場について御紹介申し上げます。 さまざまな感動を与えてくれたリオオリンピックが閉会いたしましたが、大崎市内の児童生徒も各種大会で優秀な成績を上げております。 全国中学校体育大会では、東北大会で優勝した古川東中学校の男子ソフトボール部がベスト8になりました。 さらには、三本木中学校の女子卓球部や岩出山中学校のなぎなた部が団体戦へ、三本木中学校卓球部の男子1名、古川北中学校及び田尻中学校の柔道部男子1名も、それぞれ個人戦に出場いたしました。 また、川渡小学校の男子児童が全国小学生陸上競技交流大会へ出場いたしております。 そのほかにも、スポーツ少年団の大崎ジュニアドラゴンが高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会へ出場いたしました。 また、三本木FCも「フットサルフェスタ U-12」の全国大会に出場するなど、ハンドボール、サッカー、空手などの競技も全国大会へ出場しております。 水道事業について申し上げます。 本年4月から始まりました包括業務委託事業につきましては、窓口の一本化を図ることで市民の皆様の利便向上につなげ、水道施設運転管理業務、水道料金収納等業務、給水装置等関連業務における連携を密にしながら実施しているところであります。これまでのところ大きなトラブルもなく、順調に業務が行われており、今後はモニタリングによる検証を通して、さらなるサービス向上に努めてまいります。 また、3カ年事業として一昨年6月に契約締結いたしました鳴子温泉地域の青山浄水場改修工事につきましては、工事進捗率が8月末現在で97.3%となっており、本年12月稼働に向け、最終調整を行ってまいります。 病院事業の経営について申し上げます。 市民病院本院は、新築移転から2年が経過し、4月から7月末までの医業収益は、前年度と比較して1億1,700万円、率で2.2%の増と順調に伸びております。 また、本年4月の診療報酬改定にも適切に対応し、黒字化に向けて引き続き健全経営の確保を図ってまいります。 健康管理センターについて申し上げます。 健康管理センターの利用者数につきましては、7月末現在、2,836人で、昨年同時期に比べ316人、率で13%の増となっております。 今後も、健康診断受診者が利用しやすい施設整備と収支均衡による事業運営に努めながら、市民皆様の健康づくりに貢献できるよう努力してまいります。 新公立病院改革プランについて申し上げます。 今年度中に本市で策定を予定しております新公立病院改革プランについては、県の地域医療構想における病院の役割を果たすべく、本院、分院、診療所の機能分担を明確にし、持続可能な医療のあり方を定めるものであります。 今後につきましては、来年1月にパブリックコメントを実施し、年度内の策定を目指してまいります。 労働基準監督署からの是正勧告について申し上げます。 6月22日に労働基準監督署から、過重労働による健康障害の防止について、指導及び是正の勧告を受けました。時間外労働の削減に向けた改善策の実施や産業医との面談、指導を行うなどの対策を講じ、7月28日及び8月18日に監督署へ是正状況を報告いたしました。今後も適正な労務管理に取り組んでまいります。 本院開院2周年記念事業について申し上げます。 市民病院本院の開院2周年を記念し、今秋に記念事業を開催すべく準備を進めております。現在は、院内にプロジェクトチームを立ち上げ、地域の皆様や職員との触れ合いを深めるイベントの企画立案を行い、地域とともに歩む市民病院らしい記念事業となるよう進めてまいります。 以上、主な事項について申し上げましたが、今定例会へ提案いたします補正予算等議案に関する説明は別途申し上げることとし、行政報告といたします。 以上でございます。--------------------------------------- △日程第4 報告第12号~同第17号 ○議長(門間忠君) 日程第4、報告第12号から同第17号までの6カ件を一括して市長から報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 報告第12号から報告第17号までの6カ件について御報告申し上げます。 初めに、報告第12号、交通事故に係る和解及び損害賠償に関する専決処分について御報告いたします。 事故の概要につきましては、平成28年7月4日午後0時25分ごろ、本市職員の運転する車両が、遠田郡美里町荻埣のコンビニエンスストア駐車場において後退で発車したところ、相手方車両に接触し、左側ドアを損傷させたものであります。 事故の主たる原因は、本市職員の後方不注意であり、市の過失割合を100%とし、所有者に損害賠償額24万1,850円を支払うことで合意いただきました。 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決事項の指定に基づき、平成28年7月29日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げます。 次に、公の営造物の管理の瑕疵に係る和解及び損害賠償に関する専決処分2カ件について御報告申し上げます。 まず、報告第13号の事故の概要につきましては、平成27年10月12日午前10時40分ごろ、大崎市加護坊山自然公園で、相手方が斜面でそり滑りをしていたところ、くぼみの穴に落ちて胸椎を負傷したものであります。 事故は、施設管理上の安全配慮を怠った市の管理不備と相手方の不注意によるものであり、市の過失割合を10%とし、相手方に損害賠償額25万3,470円を支払うことで合意をいただきました。 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決事項の指定に基づき、平成28年7月27日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものであります。 次に、報告第14号の事故の概要につきましては、平成28年6月19日午後3時25分ごろ、市道神田7号線の大崎市古川旭四丁目地内を相手方が自家用車で走行中、L型側溝が浮き上がり、フロントバンパーを損傷したものであります。 事故は、市道の側溝の異常を見逃していた市の管理不備によるもので、市の過失割合を100%とし、相手方に損害賠償額6万8,968円を支払うことで合意いただきました。 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決事項の指定に基づき、平成28年8月22日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものであります。 次に、報告第15号平成27年度大崎市病院事業会計継続費精算報告書について御報告申し上げます。 本件は、平成21年度からの継続事業である病院建設事業について、平成27年度で事業が完了したことに伴い、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により精算の報告をするもので、全体計画の事業費212億6,862万8,000円に対しまして、実績は208億7,215万4,452円となったものでございます。 次に、報告第16号平成27年度大崎市健全化判断比率について御報告いたします。 平成27年度決算による本市の健全化判断比率は、実質公債費比率が9.7%、将来負担比率が53.3%となりました。 なお、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、算定対象の赤字がなかったことを御報告申し上げます。 次に、報告第17号平成27年度大崎市公営企業の資金不足比率について御報告いたします。 平成27年度決算による本市の公営企業の資金不足比率につきましては、全ての公営企業会計において、算定対象の資金不足が生じていないことを御報告申し上げます。 以上、報告第12号から報告第17号までの説明といたします。--------------------------------------- △日程第5 第2次大崎市総合計画等特別委員会の設置 ○議長(門間忠君) 日程第5、第2次大崎市総合計画等特別委員会の設置を議題といたします。 お諮りいたします。 議長を除く全議員で構成する第2次大崎市総合計画等特別委員会を別紙要綱案により設置することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議長を除く全議員で構成する第2次大崎市総合計画等特別委員会を別紙要綱案により設置することに決定をいたしました。 お諮りいたします。 第2次大崎市総合計画等特別委員会に要する予算は、既決予算をもって進めることといたし、後日補正予算の措置を求めることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま申し上げましたとおり進めてまいります。 この際、暫時休憩し、第2次大崎市総合計画等特別委員会の正副委員長の互選を行います。 委員会の開催をお願いいたします。 暫時休憩をいたします。               -----------               午後1時49分 休憩               午後1時56分 再開               -----------
    ○議長(門間忠君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ただいま休憩中に第2次大崎市総合計画等特別委員会の正副委員長の互選を行いましたので、その結果を御報告いたします。 第2次大崎市総合計画等特別委員長に、22番豊嶋正人議員、同副委員長に8番鎌内つぎ子議員が選出されましたので、御報告をいたします。--------------------------------------- △日程第6 諮問第4号 ○議長(門間忠君) 日程第6、諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員佐々木邦子氏は、平成28年12月31日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として吉田和子氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第4号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第4号については、委員会の付託を省略することに決定をいたしました。 これから諮問第4号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第7 諮問第5号 ○議長(門間忠君) 日程第7、諮問第5号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第5号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員戸澤雅夫氏は、平成28年12月31日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として澁谷正三氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第5号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第5号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第5号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第5号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第8 諮問第6号 ○議長(門間忠君) 日程第8、諮問第6号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第6号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員早坂敏明氏は、平成28年12月31日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として大場功氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第6号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第6号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第6号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第6号人権擁護委員の候補者の推薦については、同意することに決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第9 議案第92号 ○議長(門間忠君) 日程第9、議案第92号工事請負契約の締結についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第92号工事請負契約の締結について御説明申し上げます。 本議案は、古川第一小学校屋内運動場大規模改造工事(建築)の請負契約を締結するため、大崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議決を求めるものであります。 本工事につきましては、総合評価落札方式による条件つき一般競争入札を行い、予定価格の範囲内の価格をもって有効な入札をした者のうち、総合評価点の最も高い株式会社荒谷土建を落札者に決定し、契約の相手方として8月12日に工事請負仮契約を取り交わしたものであります。 以上、議案第92号の提案説明といたしますが、御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 29番小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 議案第92号につきまして質疑をさせていただきます。 古川第一小学校の屋内運動場大規模改造工事でございますが、まずもって入札の経過についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) それでは、古川第一小学校屋内運動場大規模改造工事の建築につきまして、7月12日に入札の公告を行いました。 入札方式は、入札後審査郵送方式及び総合評価落札方式によります条件つき一般競争入札を採用いたしました。入札参加条件は、建築一式工事A等級に登録し、市内に本社または本店を有することを条件として公募しました。 そのところ、2社の応札があり、8月2日に開札をいたしました。市内に本社、それから建築工事一式A等級の該当する業者は9社該当するところでございます。開札の結果、応札した2社全てが予定価格以下での調査基準価格以上の入札となりまして、総合評価の結果、第1順位の荒谷土建が落札者となり、8月12日に仮契約を締結したというような次第でございます。以上です。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 平成28年6月8日の入札調書には、古川第一小学校の屋内運動場大規模改造工事建築について、指名業者3社が参加したようでありますが、入札が不調となりましたと。本件については入札が再度実施されるため、不調となった入札結果については、再度実施される入札結果とあわせて公表いたしますとなっておりますが、これの公表はされているのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) 公表しております。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 同じ6月8日に、三本木のパークゴルフ場の測量、それから基本設計、実施設計についても不調になっております。ただいま議案となっておりますこの件につきましては公表されているということのようでありますが、市政情報課のコーナーには、それは公表されていなかったようでありますけれども、どんな結果だったのですか、1回目の6月8日の入札は。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) これは、ホームページ上で入札結果については報告しているところでございますけれども、入札参加条件につきましては、今回の件と同じA等級に登録し、市内に本社または本店を有することを条件として公募しました。その際、3社の応札があり、6月8日に開札したところでありましたが、開札の結果、応札した3社全てが調査基準価格を下回るとともに、数値的判断基準も下回る結果となったことから、落札不適当となり、入札を不調としたというような流れでございます。以上です。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 2回目のときは、そうしますと、1回目で最低制限価格といいますか、調査基準価格を皆割ったものだから、今度は2回目のときは下げたのですか。予定価格なり、最低制限価格を下げたのですか。 ○議長(門間忠君) 財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) 一度不調になったものですから、前回の起工と内容を見直しております。見直しの内容につきましては、例えば直接仮設費であったりとか、それから防災機能の強化であったり、指定仮設であったり、そういった設計の中身についても変えているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 設計が間違っていたのですか。そして、適正にして2回目をやったということですか。 ○議長(門間忠君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) お答えいたします。 1回目の入札において設計額と応札額に乖離がありましたので、入札時に応札者からの提出を求めております内訳書と予定価格の参考積算単価と市が積算しました工事価格を比較したところ、仮設工事とサッシ工事に大きな差がございました。それで、仮設工事につきましては、工事価格は通常県単価を参考に積算しますが、今回は単価の見直しということで、一般定期刊行物の単価を採用し、工事価格を見直してございます。サッシ工事につきましては、見積もりを徴取して工事単価を算出しますが、見積もりを徴取したのが昨年の9月でしたので、今回改めて6月に見積もりを徴取した結果、価格が下がったということでございます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 積算の単価表は、いつも決まったものを使っているわけではなくて、何か一つ一つ工事によって変えているということですか。 ○議長(門間忠君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) お答えいたします。 いつもと言われますと、県単価を参考にするというのを第1順位で積算はしてございます。ただし、今回のように業者から提出された内訳書と乖離がある場合は、改めて単価の見直しをするということでございます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 国の単価表、県の単価表、それと実勢価格を正確に反映できるようにということで、最低3社以上からの参考見積もりをとってやらないのですか、それは。 ○議長(門間忠君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 見積もりに関しては、3社以上ということにしてございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) その見積もりをとっても、1回目は大分入れていただいた金額と市が設定をした最低制限価格、これは設計価格イコール予定価格、それ掛ける何%かが最低制限価格、もしくは調査基準価格となっていますね。そうですか。そこは参考見積もりというのをとっているのでしょう。それとも大分乖離があったということですか。 ○議長(門間忠君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 工事価格につきましては、労務単価、それから見積もりを徴取して入れる単価、県の単価を参考にする単価がございます。単価の優先順位としましては、先ほど申し上げたとおり、県の単価を参考にするものを1番の単価としてございます。その中で、どうしても県の単価にないものに関しては見積もりを徴取するわけですけれども、それに関しても、先ほど御説明したとおり、3社から見積もりを徴取して一番安いものを使用してございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) ちょっと理解できないのは、1回目の入札のときに不調に終わったのは、全社が最低制限価格、調査基準価格を割ったということなのでしょう。なぜそういったことが起きたのかなのですよ。そこはどういったふうなこと、わかりやすく説明いただきたいと思います。 ○議長(門間忠君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 今、大変申しわけないのですけれども、想定でございますけれども、市で積算している県の単価、今回、足場の部分で大分乖離がございましたが、それが実勢価格と合っていなかったという判断で、一般刊行物の単価を使用したところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 設計価格というのはあるのでしょう。参考のために聞くけれども、設計価格と予定価格は同一ですか。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) 今は歩切りとか、そういったものはやっておりませんので、予定価格イコール設計価格というふうになっております。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 建親会との懇談会の際に歩切りをやめてほしいという要望がありまして、やめてもらったのは結構なのですが、ただし予定価格について、もし設計価格とイコールにするとすれば、設計段階でやっぱり参考見積もり、この地域の実勢価格を算出しなくちゃならないでしょう。そのために少なくとも3社以上から見積もりをとってみるということをやっているのじゃないのですか。それをやっていないからこういうふうになるのではないのですか。 ○議長(門間忠君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 先ほども御説明したとおり、単価に関しましては、公共単価、いわゆる県単価を参考にするのが第1順位でございます。どうしても県単価等がないときに限り、見積もりの徴取ということになってございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 同じ日にやった、さっき言った入札で、もう一つ不調になっていますね。やはりそれも同じようなことだったのですか。課が違うからわかりませんか。入札不調の原因が最低制限価格、もしくは予定価格の調査基準よりも低いために不調になっているということだとすれば、これはちょっと問題があるのじゃないかと思うのです。それだけじゃなくてね。そういうふうになっているのですかということです。参考のために。 ○議長(門間忠君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 先ほどのパークゴルフ場の件だと思いますけれど、私のほうで把握できてございません。申しわけありません。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) 本日、三本木パークゴルフ場の入札の結果については、三本木でありながら、持ってきておりませんでした。どうも失礼いたしました。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 工事なり何なりを発注するという場合に、一定の期間内にその工事をやり上げるために、適切な時期に入札もやる必要があるわけです。それで入札不調と。それが、こちらが設定をした調査基準価格よりも全者が下に入れたために不調というふうになるというのは、これは実勢価格を正しく反映する努力が設計の段階で足りなかったのではないかと私は思うのですが、その辺はそう思いませんか。 ○議長(門間忠君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 積算のルールとしましては、先ほども申し上げたとおり、公共単価が優先となりますので、公共単価にあるものは、その単価を入れざるを得ないのが現状でございます。公共単価にないものに関しましては、議員おっしゃるとおり、見積もりを徴取しているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 同じことが起こり得るということですか、これからも。総務部長、それでいいのですか。 ○議長(門間忠君) 伊藤総務部長。 ◎総務部長(伊藤晋君) お答えを申し上げます。 公共工事の設計のやり方、進め方といたしましては、ただいま建築住宅課長のほうから御説明申し上げましたように、公共単価ということで、国・県で示されている単価のあるものについては、その単価に基づいて積算をするという流れになっているということでございますので、その辺は御理解をいただきたいと思うところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) ちょっと私が言っているのが通じないのかね。地元の3社が、調査基準価格を全社が下に入れたと。それで、いずれ、先ほど言ったように、実態とかみ合わない金額になっていたのではないのですかというのです。そこが、同じことを繰り返しておかしいのじゃないですか。片一方がこのくらいでできるというふうに地元の業者が出しているのに、その上のほうを調査基準価格も設定していたと。ちょっと今、最低制限価格なり調査基準価格というのは、設計金額のどのくらいに設定しましたか、今回の場合。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) 最低制限価格、それから調査基準価格の設定の方法については、同じでございますけれども、これは設計金額に対しまして、直接工事費、それから共通仮設費、現場管理費、一般管理費等にそれぞれ率をかけて出すのですが、それで90%から70%の範囲で設定しております。今回の案件については90%でございました。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 今、かつてのように、競争し合ったために片一方が潰れていくとか、働いている労働者への賃金がまともに払われないなどということのないように、85%以上に設定をするところが多くなってきている。それはよろしいのですが、それにしても、それ以下になっているということです。ここには、積算の仕方なり何なりに、やはりもっとしっかり精査を加えるべきだと、私は思います。 今度のこの額の1億8,900万というのは、前に設定した金額との比較だとすれば、この業者は1回目のときも入れていたのでしょう、札を。額はどうですか。ぐっと上がったのですか。調書が出ていないから、わからないから聞いているのだよ、1回目のやつも。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) この業者につきましては、1回目よりも少ない金額になっております。 以上です。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 1回目よりも少ない金額で落札したのですか。ちょっと勉強したほうがいいと思います。 あともう一つお聞きしておきたいと思います。 総合評価落札方式をとったということでございますが、総合評価落札方式の中では、まず価格面、それから施工能力、それから地域貢献、そして社会性と、こういうことで100点満点で評点をするようでございますが、その際に、私、地元貢献という場合に、市長さんらが9月あたりになりますと各市内の企業訪問をして、地元の高校なり大学なりの卒業生をぜひ採用していただきたいという申し入れをずっと歩いているわけです。その地元雇用のためにどれだけ貢献しているかということや、それから社会保険に加入しているかいないかとか、これらも評価の対象にしているのでしょうか、いないのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) これは、地域貢献として、総合評価の中では7点を見ております。それの内訳としては、例えば過去1年間の市民の新規雇用や障害者雇用の有無の労働者の新規雇用の分と、それから資材のうち大崎市内で調達可能な資材の割合の地元調達率とか、それから大崎市と災害協定、または除雪、融雪の業務の契約を結んでいるかということとか、過去2年間の大崎市での地域貢献活動があったかどうか、そういったものも評価しているところでございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 先ほど、設計積算単価表とありますが、労務単価表を使っていると。例えば普通作業員は1万7,500円、今はね。それから、トビ工2万3,700円、塗装工は2万3,800円と、いろいろ51種の労務単価が定められておるのでありますが、これの例えば8割以上、現場でそこで働く労働者に支払われているかどうかというようなものは、この社会性というような評価には入っていないのでしょうか。何か原発の作業員は11次とか12次まで下請があって、大分1日当たり何万円という高額な積算になっているのだけれども、それの5分の1ぐらいしか払われていないということが社会問題にもなっておったようでありますが、そういったことをいわば防ぐための、先ほど言った社会保険に加入しているかいないか、例えば建退共加入、それから企業年金に加入かどうか。それとあわせて、今言ったこの単価表に照らして何割以上払われるのかどうかというのはないのでしょうか。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) 何割以上というのはちょっとありませんけれども、社会性として、建設業退職金の共済制度の導入をされているかとか、それから退職金の一時金の制度、企業年金制度の導入などがされているか、そういったことも評価の対象になっております。 以上です。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 大震災までの間に公共工事が減ったということもあるとは思いますけれども、市内の有力な建設企業が、いわば倒産といますか閉鎖をすると、それから建親会の懇談の中では、有能な熟練の型枠工とか、そういった労働者がいなくなったという話がございました。そういった方々にしっかりしたこの単価が、労働賃金が払われるようにというふうに私はなることが望ましいというよりも、そうあるべきだと思うのですが、これは条例でもつくらないと、この労務単価表の何割以上が現場で払われるような状況になっているかどうかということを、いわば物差しにするということはできないのでしょうか。そこだけ確認したいと思います。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) 恐らく、小沢副議長さんは公契約条例のことを言われているのかと思われますけれども、そのことについては、大崎市のほうではまだ検討はしていないというところでございます。全国的にもまだ導入している市町村も15から、要綱だけであれば30くらい、そういったところでありますので、その辺に関しては、今後、国とか県の指導などを仰ぎながら検討してまいりたいと思っております。 以上です。
    ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) この際ですから、さっき原発の現場の作業員のことを話しましたけれども、大崎市の仕事をやってくださっている方々が、この労務単価表に照らしてどの程度で働いているかどうかということも参考にやっぱり掌握していただいて、仮に下請に回す場合でもこの水準を割っちゃだめだというようなことは、やっぱりきちっとしたほうがいいのではないかと私は思っておるのでありますが、これは検討をお願いして終わりたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(門間忠君) 岡田財政課副参事。 ◎総務部財政課副参事[契約管財担当]兼公共施設等総合管理室長(岡田信一君) 恐れ入ります。先ほどの件で、1回目の不調の結果を公表しているのかどうかということで、ホームページ上で公表しているはずだというようなお答えをいたしましたけれども、これは議決案件ですので、これが終わった後に1回目の不調の部分も公表するということで、まだ公表しておりません。 それからもう一つ、三本木のパークゴルフ場に関しましては、これは2社応札があったわけなのですけれども、これが保留をして、いざ実績などを調査した結果、実績要件が合わなくて失格となったということで、不調になったというような案件でございました。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 小沢和悦議員。 ◆29番(小沢和悦君) 公表しているのだけれども、今、公表していないということでしょう。あの入札調書は、議会の議決を得る前でも、予定価格と最低制限価格、もしくは調査基準価格を外して、あそこの情報センターで見られるようにしておくと、こういうことでしょう。だから、それがわかっていれば、別にここで聞くこともないのです。議会の議決を得たらば、予定価格と今言った最低制限価格などを入れたやつを公表するということなのです。きのうもちょっとそのことを申し上げたのだけれども、まだわかっていないようですが、どうぞしっかりしてください。 終わります。 ○議長(門間忠君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第92号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第92号については、委員会の付託を省略することに決定をいたしました。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 討論がなければ、採決したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 これから議案第92号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第92号は原案のとおり決定をいたしました。--------------------------------------- △日程第10 議案第85号~同第91号、同第93号~同第102号 ○議長(門間忠君) 日程第10、議案第85号から同第91号まで、及び同93号から同第102号までの17カ件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第85号から議案第91号及び議案93号から議案第102号までの17カ件について御説明申し上げます。 初めに、議案第85号から議案第88号までの補正予算関係関係4カ件について御説明いたします。 議案第85号平成28年度大崎市一般会計補正予算(第2号)につきましては、鳴子総合支所新庁舎建設事業、農業生産震災対策支援事業、道路橋りょう維持補修経費などの予算を計上し、また繰越明許費、債務負担行為及び地方債を補正するものであります。 次に、議案第86号平成28年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第87号平成28年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第88号平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成27年度の事業費が確定したことにより、国・県及び一般会計との精算などを行うために補正をするものであります。 続きまして、条例案件について御説明いたします。 条例案件は、一部改正をするもののみとなっておりまして、議案第89号大崎市議会議員及び大崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例及び大崎市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例、議案第90号大崎市児童福祉審議会条例の一部を改正する条例、そして議案第91号大崎市農業集落排水事業条例及び大崎市農業集落排水事業分担金条例の一部を改正する条例の3カ件であります。 予算及び条例以外の案件につきましては、議案第93号から議案第96号までの4カ件は財産の取得について、議案第97号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会共同設置規約の変更について、議案第98号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会共同設置規約の変更について、議案第99号宮城県市町村自治振興センター規約の変更について、議案第100号宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について、議案第101号宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合規約の変更について、議案第102号吉田川流域溜池大和町外2市4ケ町村組合規約の変更についての10カ件であります。 以上、議案第85号から議案第91号及び議案93号から議案第102号までの提案説明といたしますが、詳しくはそれぞれ担当から説明をいたさせますので、御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(門間忠君) 次に、補足説明を求めます。 佐々木総務部理事。     〔総務部理事(財政担当)兼財政課長事務取扱 佐々木雅一君登壇〕 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(佐々木雅一君) 私からは、議案第85号から議案第88号までの4つの会計の補正予算に関する議案について補足説明を申し上げます。 平成28年第3回大崎市議会定例会議案の10ページをごらんいただきます。 初めに、議案第85号平成28年度大崎市一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ7億6,264万4,000円を追加し、予算総額を665億3,361万2,000円に定めるものでございます。 内訳は、11ページ、12ページに掲載しております第1表のとおりでございます。 第2条は繰越明許費の補正で、13ページの第2表のとおり、1件を追加するものでございます。 第3条は債務負担行為の補正で、同じく13ページの第3表のとおり、2件を追加するものでございます。 第4条は地方債の補正で、第4表のとおり、3件を変更するものであります。 次に、14ページをごらん願います。 議案第86号平成28年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ674万4,000円を追加し、予算総額を161億3,606万6,000円に定めるもので、内訳は15ページの第1表のとおりであります。 16ページをごらん願います。 議案第87号平成28年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ264万7,000円を追加し、予算総額を13億1,647万8,000円に定めるもので、内訳は17ページの第1表のとおりであります。 18ページをごらん願います。 議案第88号平成28年度大崎市介護保険特別会計補正予算(第1号)ついて御説明申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ9,151万6,000円を追加し、予算総額を124億9,096万7,000円に定めるもので、内訳は19ページの第1表のとおりでございます。 次に、一般会計の歳入歳出予算の主な内容について御説明申し上げます。 冊子番号1の平成28年度補正予算に関する説明書の4ページ、5ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、歳入の補正予算について御説明申し上げます。 10款1項地方交付税は、1目地方交付税で、普通交付税の平成28年度交付額が決定したことによりまして、5億6,837万7,000円を増額するものでございます。 14款2項国庫補助金は、7目災害復旧費国庫補助金の農業施設災害復旧事業費補助金(過年度分)の増などによりまして、総額3,113万5,000円を増額するものでございます。 15款2項県補助金は、農林生産早期再興対策事業補助金2億円を計上するものでございます。 17款1項寄附金は、指定寄附金に9,760万円と、6ページ、7ページのふるさと納税寄附金500万円を計上し、総額1億260万円を増額するものでございます。 18款1項基金繰入金は、1目財政調整基金繰入金で本予算の財源調整といたしまして、4億8,979万1,000円を減額するなど、総額で4億9,773万5,000円を減額するものでございます。 20款4項雑入は、8ページ、9ページの東京電力福島第一原子力発電所事故に係ります損害の賠償金収入として1億1,737万4,000円を計上するなど、総額1億2,526万9,000円を増額するものでございます。 21款1項市債は、1目総務債に庁舎建設事業債1億1,400万円を計上し、9目臨時財政対策債には、平成28年度の決定額に基づきまして、7,570万円を計上するなど、総額1億8,990万円を増額するものでございます。 続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。 10ページ、11ページをごらん願います。 2款1項総務管理費は、8目庁舎管理費の鳴子総合支所新庁舎建設事業、22目財政調整基金費の積立金などの計上によりまして、総額2億9,529万5,000円を増額するものでございます。 3款2項児童福祉費は、5目保育所費で、一般管理経費の増などにより、総額1,441万1,000円を増額するものでございます。 12ページ、13ページをごらん願います。 6款1項農業費は、3目農業振興費で、農業生産震災対策支援事業の増などによりまして、総額2億2,287万5,000円を増額するものでございます。 7款1項商工費は、4目観光費で、鳴子温泉源泉掘削事業の増などによりまして、総額530万5,000円を増額するものでございます。 8款2項道路橋りょう費は、道路橋りょう維持補修経費として1億6,000万円を増額するものでございます。 14ページ、15ページをごらん願います。 10款5項社会教育費は、3目図書館費で、施設管理運営経費の増などにより、総額2,330万5,000円を増額するものです。 10款6項保健体育費は、3目学校給食費の小学校給食事業に615万2,000円を計上するなど、総額1,220万7,000円を増額するものでございます。 21ページ、22ページをごらん願います。 国民健康保険特別会計の補正予算につきましては、歳出の4款1項前期高齢者納付金等に42万4,000円を増額し、あわせて10款2項繰出金に平成27年度事業の確定に伴う精算金として、一般会計繰出金632万円を計上するものであり、これらの財源として歳入の10款1項繰越金に674万4,000円を計上するものでございます。 26、27ページをごらん願います。 後期高齢者医療特別会計の補正予算につきましては、歳出で3款2項繰出金に平成27年度事業の確定に伴う精算金として、一般会計繰出金264万7,000円を計上し、この財源として歳入の4款1項繰越金に同額を計上するものでございます。 31ページ、32ページをごらん願います。 介護保険特別会計の補正予算につきましては、10月1日から介護予防日常生活支援総合事業に移行することに伴いまして、歳入の3款国庫支出金、4款支払基金交付金及び5款県支出金の地域支援事業に関する充当財源を組みかえるもので、歳出につきましても、35ページ、36ページにありますとおり、2款保険給付費と3款地域支援事業費の予算を組み替えを行うものでございます。 37ページ、38ページをごらん願います。 5款1項償還金及び還付加算金及び5款2項繰出金につきましては、平成27年度事業の確定に伴う精算金として、国・県などに対する償還金7,226万7,000円、それから一般会計繰出金3,396万9,000円を計上するものでございます。 以上、議案第85号から議案第88号までの補足説明とさせていただきます。 ○議長(門間忠君) 次に、伊藤総務部長。     〔総務部長 伊藤 晋君登壇〕 ◎総務部長(伊藤晋君) 私からは、議案第89号から議案第91号、及び議案第93号から議案第102号までの13カ件について補足説明を申し上げます。 初めに、条例関係について御説明を申し上げます。 平成28年第3回大崎市議会定例会議案の20ページ、21ページをごらん願います。 議案第89号大崎市議会議員及び大崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例及び大崎市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関するの条例の一部を改正する条例につきましては、公職選挙法施行令の改正に伴い、選挙運動の公費負担の限度額が引き上げられたことから、本市の現行単価を改めるものであります。 22ページをごらん願います。 議案第90号大崎市児童福祉審議会条例の一部を改正する条例につきましては、児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴い、児童福祉審議会の調査権限を定めるなどの改正を行うものであります。 23ページをごらん願います。 議案第91号大崎市農業集落排水事業条例及び大崎市農業集落排水事業分担金条例の一部を改正する条例につきましては、東日本大震災で被災した農業集落排水高柳処理施設の復旧を隣接の流域関連公共下水道と接続することにより実施し、被災した処理施設を処分することについて国の承認を得ましたことから、関係する2つの条例を一部改正するものであります。 次に、その他案件について御説明いたします。 25ページから28ページをごらん願います。 議案第93号から議案第96号までの4カ件は、財産の取得に関する案件でございまして、大崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議決を求めるものであります。 議案第93号は、大崎市図書館等複合施設の図書館家具を購入するため、指名競争入札を行ったところ、予定価格の制限の範囲内で、かつ最低の価格で入札した株式会社西巻を落札者に決定し、契約の相手方とし、物品売買仮契約書を取り交わしたものであります。 議案第94号は、大崎市図書館等複合施設の図書館書架(開架木製)を購入するため、指名競争入札を行ったところ、予定価格の制限の範囲内で、かつ最低の価格で入札した有限会社ニシマキパピルスを落札者に決定し、契約の相手方とし、物品売買仮契約書を取り交わしたものであります。 議案第95号は、大崎市図書館等複合施設の図書館書架(開架木金混合等)を購入するため、指名競争入札を行ったところ、予定価格の制限の範囲内で、かつ最低の価格で入札した株式会社西巻を落札者に決定し、契約の相手方とし、物品売買仮契約書を取り交わしたものであります。 議案第96号は、大崎市図書館等複合施設の図書館書架(閉架)を購入するため、指名競争入札を行ったところ、予定価格の制限の範囲内で、かつ最低の価格で入札したシンヤ書店を落札者に決定し、契約の相手方とし、物品売買仮契約書を取り交わしたものであります。 29ページ、30ページをごらん願います。 議案第97号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会共同設置規約の変更については、本年10月10日、黒川郡富谷町の市制施行に伴い、「富谷町」を「富谷市」に改めるなどの変更をするものであります。 31ページ、32ページをごらん願います。 議案第98号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会共同設置規約の変更につきましても、富谷町の市制移行に伴い、「富谷町」を「富谷市」に改めるなどの変更を行うものであります。 33ページ、34ページをごらん願います。 議案第99号宮城県市町村自治振興センター規約の変更につきましても、富谷町の市制移行に伴い、組合の事務所の位置を変更するものであります。 35ページ、36ページをごらん願います。 議案第100号宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更につきましても、富谷町の市制移行に伴い、「富谷町」を「富谷市」に改めるなどの変更をするものであります。 37ページ、38ページをごらん願います。 議案第101号宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合規約の変更につきましても、富谷町の市制移行に伴い、「富谷町」を「富谷市」に改めるなどの変更をするものであります。 39ページ、40ページをごらん願います。 議案第102号吉田川流域溜池大和町外2市4ケ町村組合規約の変更につきましても、富谷町の市制移行に伴い、組合の名称を「吉田川流域溜池大和町外3市3ケ町村組合」に改め、「富谷町」を「富谷市」に改めるなどの変更をするものであります。 議案第94号の提案説明の中で誤りがございました。もう一度、議案第94号を読み上げさせていただきます。 議案第94号は、大崎市図書館等複合施設の図書館書架(開架木製)を購入するため、指名競争入札を行ったところ、予定価格の制限の範囲内で、かつ最低の価格で入札した有限会社ニシマキパピルスを落札者に決定し、契約の相手方とし、物品売買仮契約書を取り交わしたものであります。 以上、訂正をさせていただきます。 以上、議案第89号から議案第91号、及び議案第93号から議案第102号までの補足説明とさせていただきます。 ○議長(門間忠君) 会議の途中でありますが、暫時休憩いたします。 再開は午後3時10分といたします。               -----------               午後2時55分 休憩               午後3時10分 再開               ----------- ○議長(門間忠君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- △日程第11 議案第103号~同第106号 ○議長(門間忠君) 日程第11、議案第103号から同第106号までの4カ件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第103号から議案第106号までの4カ件について御説明申し上げます。 平成27年度決算認定に付しますのは、一般会計のほか11の特別会計に水道事業会計、病院事業会計を加えた14会計の決算であります。 初めに、議案第104号平成27年度大崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。 冊子番号3の平成27年度一般会計・特別会計歳入歳出決算書の1ページをごらん願います。 一般会計の収入済額は670億4,228万1,539円、支出済額は634億5,800万851円で、歳入歳出差引残額は35億8,428万688円となりました。 特別会計は、市有林事業から岩出山簡易水道事業までの11会計を合わせまして、収入済額の計は363億8,953万3,290円、支出済額の計は350億2,168万2,094円で、歳入歳出差引残額の計は13億6,785万1,196円となりました。 続きまして、議案第105号、平成27年度水道事業会計決算認定について及び議案第103号平成27年度大崎市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について御説明申し上げます。 平成27年度の水道事業につきましては、新地方公営企業会計制度が適用されてから2年目となり、将来に向けた健全な経営の確保に努めるとともに、今後の安定的な水道水の供給を図るため、必要な浄水場整備や配水管の整備、布設がえについても取り組んでまいりました。 また、市民の利便性の向上とサービスの充実を図るため、大崎市水道事業包括業務の契約を民間業者と取り交わし、平成28年4月1日から開始したところであります。 それでは、冊子番号4の平成27年度大崎市水道事業会計決算書の1ページ、2ページをお開き願います。 水道事業の決算概要でありますが、収益的収入及び支出につきましては、収入の決算額は39億2,583万1,273円、支出の決算額は35億413万4,638円となりました。 3ページ、4ページをお開きください。 資本的収入及び支出につきましては、収入の決算額は2億5,586万3,174円、支出の決算額は16億7,009万8,388円となり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額14億1,423万5,214円は過年度分損益勘定留保資金などで補填をいたしております。 議案第103号平成27年度大崎市水道事業会計未処分利益剰余金の処分につきましては、未処分利益剰余金6億2,637万995円のうち、1億5,923万8,318円を資本金に組み入れるものであります。 続きまして、議案第106号平成27年度大崎市病院事業会計決算認定について御説明申し上げます。 病院事業につきましては、新本院移転後2年目を迎え、新たな施設基準の取得などにより増収を図りましたが、新本院に係る減価償却費などの経常的な費用が増加し、赤字決算となりました。平成27年10月には宮城県より本院500床の許可を受け、今後は平成30年度のフル稼働に向けた医療スタッフの確保に努め、経営の効率化を図りながら、引き続き地域医療の向上に努めてまいります。 それでは、冊子番号5の平成27年度大崎市病院事業会計決算書の1ページ、2ページをお開き願います。 病院事業の決算概要でありますが、収益的収入及び支出につきましては、収入の決算額が226億1,377万6,060円、支出の決算額は223億3,175万8,044円となりました。 3ページ、4ページをお開き願います。 資本的収入及び支出につきましては、収入の決算額は10億1,566万7,000円、支出の決算額は17億7,045万5,126円となり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額7億5,478万8,126円は過年度分損益勘定留保資金などで補填をいたしております。 以上、平成27年度の決算概要につきましては御説明申し上げましたが、監査委員から決算審査意見書が提出されておりますので、地方自治法第233条第3項及び同法第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見を付して議会の認定に付するものでございます。何とぞ御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(門間忠君) 続いて、監査委員から審査意見の報告を求めます。 遠藤監査委員。     〔監査委員 遠藤猛雄君登壇〕 ◎監査委員(遠藤猛雄君) 監査委員を代表いたしまして、平成27年度各種会計決算、基金運用状況、財政健全化法に基づく審査の結果につきまして、その概要を申し上げます。 地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により審査に付された平成27年度大崎市一般会計、特別会計の決算及び関係書類並びに基金運用の状況を示す書類並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された平成27年度大崎市水道事業会計、病院事業会計の決算及び関係書類について、その内容、計数の正確性、予算執行の適正性、財政運営の健全性、さらには財産管理並びに基金の管理運用が適正であるかどうか、あわせて地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類等々について、詳細に審査いたしました。これらの結果につきましては、審査意見書に記述してございますが、その概要を御説明申し上げます。 それでは、お手元の審査意見書2ページの表をごらん願います。 一般会計並びに11の特別会計を合わせまして、歳入合計は1,034億3,181万4,829円で、歳出合計は984億7,968万2,945円であり、差引残額は49億5,213万1,884円となり、黒字決算であります。 続きまして、会計ごとにその概要を申し上げます。 まず初めに、審査意見書の一般会計決算について申し上げます。 4ページの上段の表、平成27年度の欄をごらん願います。 歳入総額から歳出総額を差し引いた残額は、35億8,428万688円であります。ここから翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた当年度実質収支額は、22億7,312万2,172円となっております。この当年度実質収支額から前年度実質収支額を差し引いた単年度収支は4億1,606万6,150円の黒字となり、これに財政調整基金への積立金7,101万7,796円、繰上償還金1億9,348万5,750円を加え、さらに財政調整基金の取り崩しによる繰入金7億9,571万を減じた実質単年度収支においては、1億1,514万304円の赤字となっております。 しかし、当市では決算剰余金の2分の1を下らない金額を翌年度に繰り越さないで積み立てる方式を採用していますので、前年度の決算剰余金積立9億4,000万円を考慮すれば、実質単年度収支は8億2,485万9,696円の黒字と言うことができます。 続いて、同じ4ページ下段の表をごらん願います。 歳入については、収入未済額が約18億730万円となり、前年度に比較し減少しており、歳入確保の努力があらわれたものと判断しておりますが、不納欠損額が前年度より大きく増加し、約2億4,307万円となっておりますことは残念であります。今後もより一層の公平性を確保するためにも滞納整理を行い、収入の確保に努めていただきたいところであります。 歳出については、16ページをお開きください。 支出済額は約634億5,800万円となっております。対予算の執行率が90.86%と、前年度と比べ0.14ポイント上昇したものの、前年度と同様、多額の繰越額や不用額が生じております。国の施策に係るものや9・11豪雨災害の復旧事業など、やむを得ない繰り越し要因などはあると思料しますが、限りある財源をより市民福祉や市民サービス向上などへの有効な活用を願うものであります。 また、平成28年度からいよいよ地方交付税の合併算定がえによる特例加算が逓減されることとなりますが、今後、市役所新本庁舎建設や周辺地区の一体的整備を初めとした大型プロジェクトが想定される中、人口減少と高齢化により税収の伸びも大きく望めず、財政運営は厳しさを増していくことが予想されます。 今後も適切な財源見通しを立て、より一層の行財政運営の効率化を進め、山積していく重要な行政課題の解決や市民の福祉向上の実現に邁進いただくことを望むものであります。 次に、特別会計決算について申し上げます。 24ページの市有林事業特別会計から、各特別会計の収入状況並びに執行状況を記載しておりますが、各特別会計とも計数、証書類と合致し正確であり、その内容及び予算の執行状況についても適正であると認めるものであります。 その中から、国民健康保険特別会計決算について申し上げます。 27ページの上段の表をごらん願います。 歳入総額から歳出総額を差し引いた残額は、8億367万356円となっております。決算総額を前年度と比較いたしますと、歳入歳出とも増加しております。歳入の収入未済額は前年度より2億6,525万円ほど減少して約13億9,655万円、不納欠損額は1億1,343万円ほど増加し、約2億3,632万円となっております。収入未済額のほとんどが国民健康保険税であり、不納欠損額については全て国民健康保険税であります。国民健康保険税は歳入全体において大きなウエートを占めておりますし、収入率の低下が納税者への負担増につながりますので、徴収にはなお一層努力されるよう望むものであります。 歳出について申し上げます。 28ページ、下段の表をごらん願います。 予算減額に対する執行率は98.45%となり、支出済額を前年度と比較いたしますと約17億6,415万円増加しております。 なお、29ページに保険給付費年度比較表、国民健康保険税負担と保険給付状況の年度比較表を掲載いたしましたので、御参照ください。 次に、財産の状況について申し上げます。 41ページをごらん願います。 提出されました財産に関する調書を関係する諸帳簿等と照合し、さらには有価証券などを確認いたしました。また、基金の運用状況は、112ページから113ページに記述のとおり、適正に運用されておりますことを申し上げておきます。 続きまして、公営企業会計の決算について申し上げます。 まず初めにお断りですが、各公営企業会計決算報告書の記載の例によりまして、審査意見書における予算の執行並びに予算、決算対象につきましては消費税込みで、その他につきましては消費税抜きで作成しております。 それでは、水道事業会計決算について申し上げます。 115ページをごらん願います。 収益的収入から収益的支出を差し引いた決算の金額は、約4億2,170万円の黒字となりました。 次に、116ページ、資本的収入及び支出の決算につきましては、下段の表をごらんください。 資本的収入から資本的支出の決算額を差し引いた結果、不足する額約14億1,424万円は、過年度分損益勘定留保資金などで補填されております。 これらの計数につきましては、証書類と合致し正確であり、その内容及び予算の執行状況につきましても適正であると認めるものであります。 経営成績につきましては、118ページをごらん願います。 総収支は、収益総額約36億5,159万円に対し、費用総額約33億2,026万円で、差し引き約3億3,133万円の純利益となっております。 また、124ページに記載のとおり、キャッシュフローにおきましては、業務活動によるキャッシュフローは増加したものの、投資活動、財務活動によるものは減少したことにより、約1億9,857万円の資金減少となっております。今後も給水人口の減少などにより料金収入に期待することが難しく、厳しい経営が予想されますので、有収率の向上を図るなどして、安全で安心な水道水を供給するために、より効率的で計画的な事業運営に当たられるよう望むものであります。 次に、病院事業会計決算について申し上げます。 127ページをごらん願います。 上段の表をごらんください。 収益的収入から収益的支出を差し引いた決算の金額は、約2億8,202万円の黒字となっております。 次に、128ページの資本的収入及び支出の決算につきましては、下段の表をごらん願います。 資本的収入から資本的支出を差し引いた結果、不足する額約7億5,479万円は、過年度分損益勘定留保資金などで補填しております。 これらの計数につきましては、証書類と合致し正確であり、その内容及び予算の執行状況についても適正であると認めるものであります。 病院事業の経営成績は、130ページの表のとおり、総収支で約1億9,183万円の純損失となりました。損失の主な要因は、患者数や患者1人1日当たりの収益は増加しておりますものの、職員数の増加、薬品費や診療材料費の増加、本院の建物及び医療機器に係る減価償却費の増加などによるものであります。 しかし、136ページに記載のとおり、キャッシュフローでは約1億6,094万円の資金増加となりまして、約23億2,353万円の資金を保有しております。 さて、年間患者数の増加は、県北の基幹病院である市民病院に対する期待のあらわれでもあります。平成28年度には、医療の質の向上を目指した本院での病院機能評価の認定や地域に必要とされる医療提供体制の整備を目的とした新公立病院改革プランの策定が予定されております。それらの成果や経営努力により、健全経営が確保され、シミュレーションよりも早い段階で黒字経営になることを期待するものであります。 最後に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により健全化判断比率と資金不足比率について審査を行いましたので、その結果を158ページ、159ページに記載しております。 まず、158ページの健全化判断比率につきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率とも算定されず、実質公債費比率は9.7%となり、昨年度よりも0.5ポイント改善されました。将来負担比率は53.3%となり、昨年度より2.3ポイント上昇しましたが、早期健全化基準を下回っております。また、159ページに記述しております資金不足比率につきましても、各会計とも黒字決算により算定されない状況であります。このように、各指数は早期健全化、経営健全化判断基準以下となっておりますものの、引き続き効率的な財政運営に努められるよう望むものであります。 以上、平成27年度各種会計決算等の審査概要を申し上げましたが、各会計の決算内容、予算執行状況並びに基金運用状況、あわせて健全化判断比率等による書類は、いずれも適正、妥当であると認めたものであります。審査結果等の詳細につきましては、審査意見書を御参照いただきますように申し添えまして、審査意見の概要といたします。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいま議題となっております議案第103号から同第106号までの4カ件については、議長を除く全議員で構成する特別委員会を設置の上、審査する予定でありますので、質疑は特別委員会の場で行いたいと思います。これに御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、本会議での質疑は省略することに決定いたしました。 お諮りをいたします。 ただいま議題となっております議案第103号から106号までの4カ件については、大崎市議会委員会条例第6条の規定により、議長を除く全議員で構成する平成27年度決算特別委員会を設置して、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第103号から同第106号までの4カ件については、議長を除く全議員で構成する平成27年度決算特別委員会を設置して、これに付託の上、審査することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第12 請願第2号 ○議長(門間忠君) 日程第12、請願第2号を議題といたします。 ただいま議題となっております請願第2号につきましては、お手元に配付いたしております請願文書表のとおり、産業常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- △散会 ○議長(門間忠君) お諮りをいたします。 議事の都合により、9月14日から15日までの2日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、9月14日から9月15日までの2日間、休会することに決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、9月16日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開をいたします。 本日は、これをもって散会といたします。               午後3時34分 散会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成28年9月13日 議長       門間 忠 署名議員     木内知子 署名議員     豊嶋正人...